立っている木から木材になるまで
立っている木から木材になるまでには様々な工程を踏みます。
ここでは日本を代表する木である杉を例にわかりやすく説明します。
1、伐採
森林組合や、林家(りんか)の方によって伐採されます。
2、製材
伐採された丸太は、皮を剥いた後
大きなノコギリで使いやすい形に製材されます。
製材されたらそれが「木材」です。
ですが、このままではまだ使えません。
なぜなら、木には沢山の水分があるからです。
3、乾燥
そう、木材は乾いていないと使えないのです。
正確には使えないことは無いのですが、水をたっぷり吸っている状態の木材を使用すると
木が乾燥していく過程で「割れ」や「反り」が起こります。
乾燥についてはコチラのページで詳しく解説しています。
こちらは東京都森林組合さんにある乾燥機です。
4、完成
使えるぐらいまで木が乾いたら木材として使うことが出来るようになります。
終わりに
ここまでが木の目線から見た「立っている木が木材になるまで」です。
家や家具になるまでにはさらに様々な過程を通ります。
これだけでも、様々な人が関わっていることがわかりますね。