「木材・材木」のススメ

取り扱いの木が違う!?材木屋さんの種類について

呼び方は同じ「材木屋さん」 でも、色々と種類があるんです!

材木店・木材店(小売り)

「○○木材店」だとか、「〇〇材木店」だとか、
一般的な材木屋さんがこれに当たります。

取り扱い材は、建築の材料や建材がメインです。
お店によって取り扱いの樹種や寸法は違います。

対象は「大工」「工務店」「建具屋」「内装業者」「木工屋」「設計施工会社」などに対して
BtoBの商売をしているところがメインです。
場所によっては、一般の方に材料を販売している材木屋さんもあります。

 

トップページから販売先と取り扱い材で検索がかけられます。
是非、ご利用くださいませ。

木材問屋・材木問屋(とんや)

わかりずらいですが、こちらも名称は「〇〇材木店」だったり「〇〇木材店」だったりします。
基本的には、材木屋さんがメインの顧客となっています。
東京木材市場の浜問屋である新木場相原、マルト木材は木材問屋に当たります。
製材所から仕入れた材料を小売り屋さんに卸す役割を果たしています。

基本的に工務店さんや建築士さんには直接販売はしていませんが、
お店によっては一般の方にも販売している問屋もあります。

木材問屋の一覧はコチラのリンクからどうぞ!

外材問屋(がいざいどんや)

商社から買い付けた外国産材を問屋や小売屋さんに卸す仕事をしています。
こちらも基本名称が「○○木材」が多いです。

外材問屋さんの一覧はコチラのリンクからどうぞ!

製材所(せいざいしょ)

「○○製材」という屋号が多いですが、
「〇〇材木店」だったり「〇〇木材店」という屋号のところもあります。

販売先は木材市場の木材問屋さんや、地場の大工、工務店さんがメインです。
一般の方への販売をしているところも少しはあるようです。

製材所の一覧はコチラのリンクからどうぞ。

銘木屋(めいぼくや)

「○○銘木」という屋号が多いようです。
基本的に銘木を取り扱っています。

販売対象はお店によって異なりますが、一般の方から設計施工の方、工務店の方や材木屋さんなど様々です。

銘木屋さんの一覧はコチラのリンクからどうぞ。

納材屋(のうざいや)

大きなビルなどを建てる際に使う材料を納めている材木屋さんです。
一般の住宅に関わる材料ではなく、ゼネコンなどを対象に土木系の材料を販売しています。

納材屋さんはコチラのリンクからどうぞ。

加工屋(かこうや)

材木屋さんの材料を加工したり、自社で加工した製品(床板など)を作っています。
基本的に対象は材木屋さんや木材問屋さん、工務店さんがメインです。

一般の方の持ち込みの加工に対応している加工屋さんもあります。

加工屋さんの一覧はコチラからどうぞ!

プレカット

プレカットとは木を組むだけの状態まで加工する事を言います。
工務店さんや材木屋さんなどが対象となっています。
分かりづらいとおもいますが、こちらも「○○木材」や「○○材木」という屋号があります。
こちらでプレカットについてわかりやすくまとめています。

プレカット工場はコチラのリンクから

まとめ

一口に「材木屋」や「木材店」といっても、取り扱い材や販売先は様々です。

今まで、それが分かるウェブサイトも本もありませんでした。

一般の方や、建築士の方を対象とした材木屋さんもありますので
お近くの材木屋さんをトップページから検索して材料についてお問合せをいただければと思います。

もしかするとホームセンターより木に関する適切なアドバイスを貰えるかもしれませんよ!