色々なものが木から作られています!
ベニヤやコンパネ、積層材やCLT、LVLなど様々なものが木から作られています!
小さい木材を張り合わせたり、大きな材木を張り合わせたり、
木材を薄く桂剥きして張り合わせたり、チップにしてまた固めたり・・・ 等々
皆さんが建築や工作に使いやすい素材に加工されます!
それに対して、何も加工していない木材を無垢材(むくざい)といいます。
合板(ごうはん)
皆さん、ごうばんと呼んでいるかもしれませんが、正しくはごうはんです。
世間的にはベニヤ板と呼ばれていますね。
(正しくはベニヤ板は薄く剥かれた単板(薄い1枚の板)の事を言うのですが・・・)
木を薄く桂剥きしたものを垂直方向にボンドで重ねる事で強度と寸法安定性をだしています。
杉、桧などの針葉樹や、薄い銘木を貼り付けた突板合板など広葉樹、針葉樹問わず様々な樹種で作られています。
合板について詳しく知りたい方はコチラのリンクからどうぞ
積層材・集成材 (せきそうざい・しゅうせいざい)
木材をラミナ―加工(小さな角棒に)したものを接着剤で張り合わせた材料です。
こちらも様々な樹種で作られています。
無垢の板では大きな木からしか取れないような幅の広い板も積層材であれば用意する事ができます。
「フリー板」(ふりーばん)という寸法で流通しているのが一般的です。
積層材の寸法、樹種などの詳しい説明はコチラのリンクからどうぞ!
CLT(シーエルティー)
クロス・ラミネーティッド・ティンバーの略で
合板が薄い板を重ねているのに対して、こちらは木の板を垂直方向に貼り付けています。
その構造上、非常に高い強度を持っており、大きな建築の構造などに使われています。
日本では、国産針葉樹でこのCLTを作っている工場があります。
CLTを知りたい、使いたい方はコチラからどうぞ!
LVL(エルブイエル)
ラミネイティッド・ベニア・ランバーの略で、合板のように単板を接着剤で固めた物ですが、
合板が木の繊維を垂直方向に重ねているのに対して、LVLは平行に重ねています。
主に、柱や梁などに長さが長い用途に使用されます。
LVLについてはコチラのリンクをどうぞ!
MDF(エムディーエフ)
ミディアム・デンシティ・ファイバーボードの略で
木を一度繊維まで分解して樹脂で固めなおした材料です。
MDFについてはコチラ
パーチクルボード
木材を鉋屑ぐらい小さくしたものを接着剤で固めたものです。
一般的なホームセンターでカラーボックスなどを買ったりすると
材料はコレだったりします。
パーチクルボードについてはコチラ
PSL(ピーエスエル)
パラレル・ストランド・ランバーの略です