節コレクション
生節、死節、抜節、流節など
節にもいろいろなものが存在します!
そんな節たちと特徴をご紹介します!
生節(いきぶし)
生きている節です。
乾燥によって、中心から割れが入ります。
強度的には特に問題はありません(若干おちるという話もありますが)
節の部分を加工する際、節部分が固いので苦労する方も多いかと思います。
ちなみに、節があったほうが値段的には安いですが、生節ばかりの材料は珍しいため
この生節の材料ばかりを探すのは困難です。
それであればいっそ無節の材料の方が良いでしょう。
死節(しにぶし)
木の成長や手入れの過程で出来てしまうのが、この死節。
生き節とはちがい、節の周りが黒くなっており、周りと一体化していません。
ぐらついているものは押すと取れてしまう物もあります。
画像は下が生き節 上が 死に節です。
抜節(ぬけぶし)
死節が抜けてしまったものです。完全に穴が開いています。
番外編 埋木(うめき)
死節にあらかじめ他の枝を埋める埋木というものもあります。
周りの材料の色と違ってしまうので、ありすぎると目にうるさいです。
流節(ながれぶし)
見ていただけるとわかりますが、枝が伸びる方向に節が出ています。
これが流れ節です。柾目取りした材料に出やすいです。