木材としてのベイヒバ

特徴

北米から輸入される材で、外国産のヒノキの一種。

辺材と心材の栄目ははっきりしておらず、材の色は黄色。

日本固有のヒバとは違い、どちらかというと「臭い」匂いが特徴です。

加工はしやすく、衝撃にも強いです。

耐朽性が非常に高く、湿気にもシロアリにもかなり強い材料です。

日本のヒノキと似たような使い方をされる事がありますが、その色味と匂いがネックとなるようです。

ちなみに、アメリカでは最も耐朽性が高い建築用材の一つとされているようです。

土台として

その耐朽性の高さから土台として使われることが多いです。

ベイツガとは違い、ベイヒバ自体が腐りやシロアリに非常に強いため薬剤による注入加工が必要ない点にも注目したいところです。「木材本来の特性を生かす」ということですね。

柱として

一般的には、色味と独特の匂いから柱としてはあまり使用されないようですが、

乾燥による収縮が少なく、腐食しにくいため社寺仏閣では柱として使われるようです。

家具材として

日本のヒノキのように、家具の材料として使われます。

内装・造作材として

敷居・鴨居・窓枠・ドア枠などの建具材にも使われます。

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