木材としてのサワラ

特長

ヒノキ科の木で、ヒノキに似ているがヒノキより柔らかく軽いです。

ヒノキ同様、水にはとても強いです。

構造材としての強度はヒノキよりも劣るため、構造材として使われることはあまりありません。

心材の色、辺材の色は若干ヒノキより黄色がかっているが、ほとんどヒノキと見分けがつかないほど。

香りはヒノキより主張してこない、どちらかというと「さわやかな香り」です。

以上、非常にヒノキに似ていることから「ヒノキの妹」とも呼ばれています。

供給量は少なめです。

外装材として

赤身の多い高齢のサワラは、耐久性が強い為に外装材として使われる事があります。

浴室の内装材として

水に強い特性から、浴室の壁材や天井の材料に使われます。

床材として

ヒノキに似ているため、床材としても使われます。

ただし流通量、供給量は少なめとなっています。

昔の使われ方

今はプラスチックになっていますが、昔は風呂桶や浴槽、樽などに使われていました。

関連記事

  1. 木材としてのホオノキ(ホオ)

  2. 木材としてのイタヤカエデ(板屋楓)イタヤ・メープル

  3. 木材としてのブナ

  4. 木材としてのベイツガ(ウェスタンヘムロック)

  5. 材木としてのミズキ

  6. 木材としての杉(スギ)

当サイト 管理人

「木材・材木」のススメの管理人
あいはらの木の土橋善裕と申します。
木材アドバイザーの資格を持っています。

 

このウェブサイトは木材の流通をテーマにしたポータルサイトです。

 

日々の業務の中で
「木を買いたいけどホームセンターしかないの?」や「木のことを知りたいけど相談できる人が近くにいないか知りたい」「欲しい材料が自分の力で見つけられない」というご要望が多く、この問題を何とか解決できないかと、
「木を扱うプロの方」と「木を使いたい人」のマッチングを目的として開設しました。

 

「木を使った仕事がしたい!」「木を使って物が作りたい」「木を仕入れたい」そんなお客様から見つけてもらう為に、木材を取り扱う業者さんの無料掲載を募集しております。

掲載について詳しくはコチラをクリック!