特長
ヒノキ科の木で、ヒノキに似ているがヒノキより柔らかく軽いです。
ヒノキ同様、水にはとても強いです。
構造材としての強度はヒノキよりも劣るため、構造材として使われることはあまりありません。
心材の色、辺材の色は若干ヒノキより黄色がかっているが、ほとんどヒノキと見分けがつかないほど。
香りはヒノキより主張してこない、どちらかというと「さわやかな香り」です。
以上、非常にヒノキに似ていることから「ヒノキの妹」とも呼ばれています。
供給量は少なめです。
外装材として
赤身の多い高齢のサワラは、耐久性が強い為に外装材として使われる事があります。
浴室の内装材として
水に強い特性から、浴室の壁材や天井の材料に使われます。
床材として
ヒノキに似ているため、床材としても使われます。
ただし流通量、供給量は少なめとなっています。
昔の使われ方
今はプラスチックになっていますが、昔は風呂桶や浴槽、樽などに使われていました。