特徴
本州中部~東北地方、北海道などに多く分布しています。
曲がりにくい材の為、梁や桁に多く使われます。
また、水に強く、耐久性も高めです。
杉と同じく、木目ははっきりしており、心材は赤く辺材は白っぽいです。
ヤニが出やすい(ヤニっぽい)材料なことも特徴です。
床材として
針葉樹の中では硬さがあり、色をそろえやすいです。
ただし、節は多めなので節にこだわらなければお勧めです。
壁材として
床材と同じく、壁材としても使われています。
柱材として
捻じれながら成長する「旋回木」という特徴から「捻れやすく。暴れが大きい」と言われていたカラマツですが
今では乾燥技術が発達し、その欠点を克服できています。
年々、需要は増加傾向となります。
銘木として
通常は40年~60年生の木が伐採され建築に使われますが、80年以上の高齢木や天然木のカラマツは「天カラ」と呼ばれており銘木として高い価値で取引されています。
ですが、年々その数は少なくなっています。