木材としてのイタヤカエデ(板屋楓)イタヤ・メープル

特長

主に北海道、東北の北部に分布している広葉樹です。メープルとも呼ばれます。材木としての名前はイタヤが多いです。

心材は薄ピンク色、辺材は白っぽいです。材としては非常に硬く、加工は難しいです。

摩耗に強いため、床材や家具材に適しています。

肌ざわりはとても滑らかで、鳥の目のような杢である鳥眼杢(ちょうがんもく)が有名です。

ちなみに楓の種類は200種類以上あり、木材として使われる事で有名なのがイタヤカエデで、

皆さんが秋に良く見る紅葉が美しいものはイロハモミジと呼ばれる種類になります。

カナダ産のメープル、アメリカ産のハードメープルもイタヤカエデと同じ種類です。

イタヤカエデからも「メープルシロップ」がとれます。

家具材として

硬く、丈夫であるため家具に多用されます。

床材として

木目が美しく、強度が高い為床材としても使われます。

楽器材として

メープル材は独自の振動性能を持つため、ピアノやバイオリン、スピーカーのボディ材としてよく使われています。

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