木材の面をとる道具
木材の角に丸みをつける道具の紹介です。
浅く角を取ることを「面をとる」ともいいます。
おでんの大根の「面をとる」など料理の用語でも使いますね。
①かんな(鉋)
②ルーター・トリマー
③紙やすり(ペーパーヤスリ)
④サンダー・ベルトサンダー
この4種類がメジャーです。それぞれ特徴と用途が違いますので紹介していきます。
手工具はかんなと紙やすり
かんな
手でかけるかんなです。材に当てて引くことで0.何ミリ単位で材料をひくことができます。
鋭利な刃物で剥くので、挽いた後、材料にツヤがでます。
何度も引くことで材にアールをつけることもできます。
最初におすすめするのは下のような小さいカンナです。
これでも機能は十分ですし、最初から高くて大きくて使いづらいものを買う必要はないと思います。
紙やすり
材料に当ててこするだけで、どんどん材が削れていく。それが紙やすりです。
特に難しいテクニックを必要としないので初心者にも安心です。
紙やすり自体の種類と「番手」と呼ばれるものを押さえておけば安心です!
詳しくは次の記事で紹介します。
カンナは刃物で薄く挽くもの、ヤスリは材料を削るという特徴があります。
電動工具はコチラ
トリマーは様々な形状の刃を使って面取り加工や溝を作る加工を行えます。
こちらは材料を固定し、手にもって加工を行う工具です。
ルーター
ルーターはトリマーのパワーアップバージョンです。サイズもパワーもアップしています。
基本的には専用の台に裏返しで刃が出るように設置し、材料の方を動かす使い方をします。
手でもってやれないことは無いです。
ルーター、トリマー共に「先端に刃ををつけて高速回転で削っていく」ことなので
基本的にやれることは同じです。
機械の下にヤスリがついており、機械でそれを振動させて削っていく工具です。
電動紙ヤスリといえばわかりやすいかもしれませんね。
ベルトサンダーはベルト状になったヤスリが回転し、材料を削っていきます。
まとめ
色々紹介してきましたが、精度を求めないのであれば最初は手工具だけでも十分かと思います。
いろいろとやりたいことが増えてきたときに電動工具を手に入れると良いでしょう。
個人的には、電動工具があればやれることは増えるし、楽にはなるんだけれど・・・
簡単な工作だけだと、なかなか削るために電動工具を使おうという気にならないんですよね。