切断する道具
木材を切断するのには鋸(ノコギリ)が必要です。
ノコギリにも種類がありますのでその紹介から行きましょう。
ノコギリ
一番メジャーな道具、手で切るノコギリです。
大きなもの小さなもの、折り畳みタイプなど、両刃や片刃とメーカーによって様々な特徴があります。
上の写真のような両刃タイプのノコギリには縦挽きの刃と横挽きの刃があり、
刃が細かいほうが横挽き、刃が少ないほうが縦挽き用となります。
これは、木材は繊維方向によって切断の特性が違うためです。間違えて使うとなかなかうまく切れません。
片刃のノコギリや折り畳み用タイプは、縦横挽き兼用となっているものがほとんどです。
私の使ったことがある中でのおススメのノコギリ紹介
まずはオーソドックスなこれ!
値段の割には手になじみよく切れます。両手で握って挽けるののがいいですね。
私が悪いのですが、メンテナンスを怠ると早い段階で錆が出てきます。
太い角材や大きな部材を切断したいときは、大きなタイプが早くて一番おススメです。
次は、片刃タイプのコチラ。
コチラは片刃タイプです。上の両刃のタイプより若干小さく、軽いです。
片手になじむプラスチックのグリップが使いやすいです。切れ味も申し分なし。
刃の交換もできるのでコストパフォーマンスにも優れています。
のこ目が少ないのもポイント高いです。
次は、折り畳みタイプのコチラ
こちらは、ノコ目が広いですが、切れ味が良いため、なかなかのスピードで切断が可能です。
折り畳みタイプなので工具箱の中にも入れやすいです。
これの替刃は10本以上リピートしています。
実は一番おススメなのがこの一番小さいタイプ
小さくてもかなりの切れ味、グリップもしっかりしており非常に扱いやすいです。
ちょっとしたDIYや工作など、普段使いであればこれで十分すぎるほどだと思います。
本体もそうですが、替え刃も安く躊躇せずに交換できるのも強みです。
あまりの使いやすさに木工のイベント用に5本持ってます。(安いですし!)
ノコ目は大体1㎜ぐらいです。ヘッドの画像はこのノコギリでのノコ目です。
手で切るノコギリまとめ
自分の力で切断するタイプのノコギリは、買ったばかりであれば切れ味はほぼどれもよいです。
買った後の替え刃交換などのコストパフォーマンスや、自分にあったサイズ、
自分がやりたい作業タイプのノコギリを選ぶことがポイントです。
また、ノコ目のサイズも気を付けたほうがよいポイントの一つとなります。
ノコ目とはノコギリで切断したときにできる隙間の事です。木取りをする際も注意しなければなりません。
例えば、40センチの板を20センチに切るときに、ノコギリで切断をすると
片方は20センチにとれたとしてももう片方は19.5cmになってしまうという事です。
基本的には大きなノコギリになるほどノコ目も大きくなります。
一番小さいノコで1~2㎜だったノコ目が大きいノコでは5㎜ぐらいまでになることもあるのです。
ノコギリの刃先は「あさり」と呼ばれ左右へ振れている為、引くとその分がなくなる。これがノコ目となります。
参考までに、最後の小さいノコギリの「あさり」と「ノコ目」のサイズです。
電動工具
こちらは電動工具です。こちらもいくつか使ったことがあるものから紹介させていただきます。
丸のこ
木材を切断する電動工具で一番メジャーなのはこの丸ノコでしょう。
長い材料をカットしたりするのに向いています。冶具を使えば正確に真っすぐ切断が可能です。
切断面の角度も変えられるので切断面に傾斜をつけることもできます。
値段はピンキリですが、基本的には聞いたことのないメーカーの安いものはおススメしません。
マキタ や リョービ などメーカー品を買えば間違いなしです。
ジグソー
こちらは小さな鋸が上下して材料を切断します。
丸ノコとは違い、曲線に切断したり、木材の中を抜いたりするのに向いています。
太い、厚い材料を加工するのにはあまり向いていません。ベニヤ板などの加工に向いています。
こちらも丸のこと同じく、切断面に角度をつけることが出来ます。
糸ノコギリ
小学生の時、つかったことがあるでしょうか?
糸のこぎりです。比較的薄い材料に細かい細工を施したりするのに向いています。
丸ノコ、ジグソーに比べて所持している人は少ないかと思います。