木材は加工がしやすい素材
まず、この木材の加工コンテンツの紹介です。
木材は、鉄やプラスチックとは違い非常に加工がしやすい素材です。
特殊な大型工具が無くとも、好きな樹種で好きな寸法の物を作ることが出来ます。
既製品の家具や棚もいいですが、自分の生活に合った自分だけの物を自分で作るという楽しみもあります。
今は、DIY(Do It Yourself)で自分好みに安くリフォームするのも流行っていますね。
ちょっとした道具で自分に合ったものを作れる
のこぎりやかなづち、ドライバーなどちょっとした道具だけで加工が出来る事が木材の強みと言えます。
揃える道具も、プロが使うような道具でなくともちょっとしたものを作りたいぐらいであればそんなに高い物を買う必要はありませんし、不必要な工具を買う必要もありません。必要になったときに必要な工具を買えばいいのです。
そうやって、少しづつ「やれる事」と「やれる道具」、なにより「やりたい事」が増えていくのが木工の魅力と言えるでしょう。
スキルが上がると幅が広がる
木工のスキルが上がってくると、出来る事の幅がぐっと広がります。
例えば、
・ホゾを切れるようになってくると今までビス止めだった接合が、ビスを使わず見た目も綺麗に仕上がったり。
・小さい物を作った応用で、壁面イッパイの棚を作ってみたり。
自分で色々なものを作れるようになってくると、既製品の家具サイズに困る事が無くなります。
そこに木材の知識があわさると
木材の知識が合わさるとさらに幅が広がっていきます。例えばウッドデッキを自分たちで作るとします。
まず、木の知識として必要なのが「耐候性の高さ」になります。
これが無いまま、ホームセンター等に売っている安いSPFなどで作ってしまうと、
たとえ外装用の塗装をしたとしても材料自体の耐候性の低さから寿命は長いとは言えないでしょう。
そこに、「ベイスギ(レッドシダー)は耐候性が高い」という知識を持っていると、
間違いなくSPFではなくレッドシダーを選ぶと思うのです。
レッドシダーそのものが耐候性が高い為、長持ちします。
SPFで作った場合、その材料の値段は安く上がりますが、
塗料代、塗装の手間、作成後のメンテナンスなどを考えるとどうでしょうか。
材料選びで間違えないために木の知識を持っていると、後々損しません。
そこに工具の知識も合わさると
作れない物は無くなるのでは?と思います。その気になれば、小屋だって建てられます。
逆に、工具の知識が無いと、扱い方を間違えて怪我をしたり、加工が上手くいかなかったりします。
もう一つ、そもそも加工の発想が浮かんでこなかったりします。工具を知ると出来る事が増えます。
あの工具があれば、あんなこともできるし、こんなこともできるぞ!と。
知らないから「やれることをやれない」なんてこともいっぱいあるかもしれませんよ。
是非、この加工コンテンツと樹種コンテンツを読んでみてください!
生活が少し楽しくなる
・自分の家の寸法に合った家具だったり、
・自分専用の棚だったり、
・イッパイ物が置ける壁面収納だったり、
・トイレの中の小さい棚だったり、
・キッチン近くにカウンターを作ってみたり。
自分で作った、自分に合った物は日々の生活を少し楽しくしてくれます。
これは間違いありませんよ。愛着の差が違いますから。
プチリフォームも出来ちゃう!?
この「木材の加工」コンテンツを読んでいただくことで、一通りの加工と手に入れるべき工具を理解することが出来ます。
あなたも、TVなどで人気のプチリフォームが自分で出来ちゃうかもしれませんよ。
工具や道具は私が実際に使ってみて良かったものを紹介させていただいています。
木材で出来る加工は以下のような物があります。
切る
木材はノコギリなどを使って簡単に切断する事が出来ます。
真っすぐ切るのは大工さんでないとなかなか難しいですが、真っすぐ切るのを助けてくれる道具もあります。
オススメの工具もコンテンツ内で紹介します。
削る
カンナやヤスリ等を使って木材を削ることで、寸法の微調整をしたり、材料自体にツヤを持たせることが出来ます。
ルーターなどを使えば材料に簡単にアール(丸み)をつける事が出来ます。
掘る・穴を開ける
ノミやドリルを使ってホゾを切ったり穴を開けたりすることが出来ます。
綺麗に穴を開けるためにはドリルやノミにもコツが必要です。
接着・接合する
ボンドやビスを使って接着をすることが出来ます。
実はボンドにもコツがあったりするんです。木材同士を張り合わせる事で様々な物が出来上ります。
木材に適した接着剤の紹介もございます。接着剤も奥が深いですよ!
塗装する
様々な塗料を使って塗装が出来ます。
木工用ニスだけでなくアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、ガラス含侵塗装、
ホワイトボード塗装、黒板塗装、マグネット塗料等
今の塗料は様々。その種類をご紹介します。
木材加工コンテンツではその加工方法と必要な工具、コツなどを紹介していきます。
DIYのお供にどうぞ。