カンナを使ってみよう
カンナを使う上で絶対に気を付けるべき点が1点だけあります。
それは、挽く先に抑える手を置かない事です。
初めて使う人や慣れていない人は高確率で挽く先を押さえてます。
気持ちはわかるんですが、かなり危険なのでやめてください。
これを忘れていると、手まで一緒に切ってしまうなんてことも・・・
これだけは常に意識しておきたいですね。
刃の出具合を調整する
刃の出具合は0.1㎜前後 裏返して下から見てうっすら刃が出ている程度が良いとされています。
刃が出すぎていると、削りすぎるだけでなく一気に削るための力がかかる為大変危険です。
材料は固定しましょう
材料はできる限り固定をしましょう。カンナ自体は両手でもつのが基本です。
手で固定しながらのカンナがけは結構危険です。押さえている近くに鋭い刃が通るだけでゾッとします。
体で挽きましょう
腕の力だけで挽くと、疲れるだけでなく挽くときに曲がります。
体をひくようにしてカンナを掛けると、自然に無理なく挽くことができます。
プロの大工さんの動きを見ていると分かると思います。
紙ヤスリを使ってみよう
紙やすりには種類がありますのでその紹介からさせていただきます。
番手紹介
紙やすりには番手というものが存在します。♯400とかですね。
この数字はヤスリの目の細かさを表しており、数字が大きくなればなるほど目が細かくなっていきます。
木工で使うヤスリの番手はおおよそ「#60 #120 #240 #400」あたりまでがメジャーです。
番手は必ず数字が少ないほうから使っていって下さい。
次に使うヤスリは今使っているヤスリの倍の数字の番手にするのがよいです。
当て木と固定
木や超硬めのスポンジにヤスリを巻き付けると、平面にきれいに削ることが出来るのでオススメです。
ヤスリを掛ける際、材料を固定してヤスリを手にもって加工するイメージがあるかと思いますが、
もし、材料が持てるぐらい小さいものであれば、ヤスリを固定して材料を動かしたほうが効率は良いです。
小物の面取りを沢山やる時等におすすめです。
一番メジャーな紙やすりです。柔らかい木材の加工に向いています。
安価ですが、目詰まりによるすり減りも早いため、思ったより早く使い捨てる形になります。
水を使わず研磨が出来るペーパーという点でいえば紙やすりと同じです。
紙やすりより若干高価ですが、紙やすりの何倍も耐久性があります。
わたしは普段こちらのペーパーを使っています。
耐水ペーパーは、水を使って研磨するタイプのペーパーです。もちろん水を使わずとも研磨が出来ます。
紙やすりや空研ぎやすりよりも細かい目のラインナップがあり、♯800~♯2000までとかなり細かい研磨が可能です。
木材を磨くうえで残念な点を一個上げるとすれば、
表面の素材が木材に入り込み若干黒っぽくなってしまうことでしょうか?
気にしなければかなりつるつるな仕上げが出来ます。