木材を真っすぐに切断したい!③ 電動工具の使い方

電動工具も冶具(じぐ)を使おう

手ノコで真っすぐ切断する項目で出てきた道具。これを冶具(じぐ)と呼びます。
この冶具があることで、同寸法の材料が簡単に量産出来たり、正確に切断が出来たりします。
もちろん、自分で自分に合った冶具を作り出すこともできます。(私は何個も作っています)

同じ寸法を何回も切りたいのに、わざわざ線を引いて、切って、線を引いて、切ってなんて大変でやってられません。

話はずれましたが、電動工具をつかっても冶具は必須です。

ちなみにですが、上の画像のように定規もなく適当に切ると100%直線には切れません。
「だいたいこのぐらい必要だから切っておこう」という場合以外はお勧めしません。

冶具の種類について

電動工具に合わせて冶具は異なりますが、基本的な構造は同じです。
丸ノコやジグゾーだと直角の定規も冶具の仲間に入ります。
直角はさしがねがあれば作れますので電動工具を使う際は必ず作っておきましょう。作業効率が段違いになります。

また、市販品で以下のような冶具が売っています。
非常に便利で精度が上がりますのでこちらもおススメしておきます。

電動工具で真っすぐに切るには

丸ノコも、ジグソーもですが、

①材料をきちんと固定して

②冶具を材料にしっかりとあてがって

③ぶれないように脇を締めて、工具の土台を材料にぴったりくっつけて

④ぐっとじっくり着実に切っていく

この4点に気を使いながら切断してください。特に電動工具の場合、材料自体が電動工具の力に負けて動いてしまったり、
最悪の場合は材料に刃が噛んでしまって工具が自分に飛んでくる(キックバック)など大ケガの可能性も出てきます。
最初は怖いかもしれませんが電動工具に慣れれば加工の精度とスピードは段違いです。
恐れず、着実にです!

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